Node-RED:Node-REDの初期設定とバックアップの取り方、あとノードの追加方法

Node-RED
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Raspberry pi OS に標準でインストールされているので、自動起動とFTPなどの設定をやっておく

Tera term から Raspberry pi への接続

Raspberry pi OS インストール時にWiFiの設定が間違っていなければ、自動でWiFiへ接続される。PCから Teraterm で接続してコマンドで操作ができるようにする。

  1. Raspberry pi の IPアドレスを調べる
    Raspberry pi を起動すると自動でWiFiに接続されるので、WiFiルーターに新しく追加されたIPアドレスをメモしておく。
  2. Tera term をインストール
    Tera term のダウンロード先として、公式サイトと窓の杜のリンクを張っておく。
       Tera Term / 窓の杜  Tera Term プロジェクト / OSDN
  3. Tera Termを起動して、Raspberry pi に接続
    IPアドレス、ユーザー名、Passwordを入力して接続完了。
    接続できない場合は、IPアドレスが間違っているか、Raspberry pi OS インストール時のユーザー名とpasswordの設定と違っている可能性があるので、間違いないか確認する。
1.起動:アドレスを入力
2.続行をクリック
3.ユーザーとpasswordを入力
4.接続完了
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1.起動:アドレスを入力
2.続行をクリック
3.ユーザーとpasswordを入力
4.接続完了
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  1. 起動:アドレスを入力
    Tera Term を起動すると新しい接続の画面が表示される。
    1.でメモした、Raspberry pi の IPアドレスを入力して、OKをクリック。
  2. 続行をクリック
    警告が表示されるが、IPアドレスが間違っていなければ、続行をクリックして先に進む。
  3. ユーザー名とpasswordを入力
    Raspberry pi OS をインストールする際に設定した、ユーザー名と Password を入力。
    入力したら、OKをクリック。
  4. 接続完了

IPアドレスを固定に変更

ルーター側で、Raspberry pi のMACアドレスに対し、固定IPアドレスを設定しておけば、Raspberry pi の IPアドレスが固定される。

MACアドレスが分からない場合は、Raspberry pi へ接続したTera Term から下のコマンドで確認できる。

ifconfig

ifconfig は、ネットワークデバイスの確認や設定を行うコマンド。

ifconfig を実行することで、ネットワークデバイスの確認が行える。

eth0 :有線LAN
wlan0 :無線LAN

MACアドレスは、矢印のところに記載されている。

ネットワークデバイスinet (IPアドレス)ether (MACアドレス)
eth0 (有線LAN)b8:27:eb:76:b1:e0
wlan0(無線LAN)192.168.11.49b8:27:eb:23:e4:b5

有線LANは、接続されていないので、IPアドレスが設定されていません。
MACアドレス:b8:27:eb:23:e4:b5
を確認して、ルーターのDHCPにこのMACアドレスに固定IPアドレスを割り振れば完了。
固定IPアドレスは、ifconfigで確認できたIPアドレスを入力する。

Node-REDの自動起動させる

設定方法は、下記リンク先に記載されています。

Node-RED user group Japan

設定方法の抜粋
Tera Term でログインしてから、コマンド入力していきます。

Node-REDの起動、停止コマンド

node-red-start   //Node-REDサービスを起動
node-red-stop      //Node-REDサービスを停止します
node-red-restart   //Node-REDサービスを停止し、再起動します

下記を実行すれば、Raspberry pi が再起動したとき、自動でNode-REDが起動してくれる

sudo systemctl enable nodered.service  //Node-REDサービスを自動起動させる設定コマンド

実行すれば、自動起動の設定完了。

FTPの設定

ファイル転送(FTP)機能を使って、Raspberry piとPCのファイル共有を行う。
Raspberry piの設定と、PC側はFFFTPのインストールと設定を行っていく。

直接ファイルを操作したい時があるので、これがあると便利。

PC側:FFFTPのダウンロードとインストール

下のダウンロード先リンクからダウンロードする。
  FFFTP / 窓の杜  FFFTP / Git Hub
ファイルを実行して指示通りインストールすればOK。

Raspberry pi :FTPサーバの設定

Tera Term でログインしてから、下記を実行。
vsftpd をインストールする。(FTPサーバ)

sudo apt-get install vsftpd

インストールが完了したら、コマンドを実行して vsftpd が動作していることを確認する。
vsftpd のバージョンを確認するコマンド。 vsftpd: version * が表示されれば完了。

vsftpd -v 
vsftpd: version 3.0.3

Raspberry piで、SSHを有効にする。SSHを有効にすれば、PC側からFFFTPでアクセスできるようになる。
Tera Term でログインしてから、下記を実行して設定画面を起動します。

sudo raspi-config
1.SSH設定1 ↓キーで移動。Enter
2.SSH設定2 ↓キーで移動。Enter
3.SSH設定3 Enter(←キーで移動)
4.SSH設定ー完了 Enter
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1.SSH設定1 ↓キーで移動。Enter
2.SSH設定2 ↓キーで移動。Enter
3.SSH設定3 Enter(←キーで移動)
4.SSH設定ー完了 Enter
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設定画面は、 キーで操作、Enter で決定。戻る場合は、Esc

  1. SSH設定1:キーで、5.interfacing options を選択。Enter
    もしくは、3.interfacing options を選択。
  2. SSH設定2:キーで、P2 SSH を選択。Enter
  3. SSH設定3:Enter
    Yes
  4. SSH設定-完了:Enter
    Enable となっていればOK。
    これで設定完了

外部接続からのファイル操作を有効化。viコマンドで編集が必要。

sudo vi /etc/vsftpd.conf

vsftp.conf の設定を変更する。

# write_enable=YES
  ↓
write_enable=YES

viコマンド

/文字列:文字列の検索
  /write と入力すれば、”write” を検索してくれる。2回目でたどり着けると思います。

x:カーソル部の文字を1文字削除。
 矢印キーで、カーソルを#に合わせて、x キーを押す。

ESC:入力中のコマンドをキャンセル。 困ったらこれで抜ける。

“:q!”:保存せずに終了
 間違えたら、ESCでコマンドを抜けて、”:q”で保存せずに終了。

“:wq”:保存して終了

FFFTPの設定

FFFTPを起動。

1.FFFTP起動→新規ホストをクリック
2.IPアドレス、ユーザー名、パスワードを入力
3.設定完了→接続をクリック
4.接続完了
previous arrowprevious arrow
next arrownext arrow
 
1.FFFTP起動→新規ホストをクリック
2.IPアドレス、ユーザー名、パスワードを入力
3.設定完了→接続をクリック
4.接続完了
previous arrow
next arrow
  1. FFFTP起動新規ホストをクリック
    Raspberry piへ接続する設定を行う。
  2. IPアドレス、ユーザー名、パスワード入力
    Raspberry pi の IPアドレス。Raspberry piへログインするときのユーザー名とパスワードを入力。
    下にあるOKをクリックすれば新規ホストの設定完了。
  3. 設定完了接続をクリック
    IPアドレスが表示されているので、選択された状態で、接続をクリックする。
  4. 接続完了
    左側がPCのフォルダ。右側がRaspberry piのフォルダが表示される。
    両方表示されていれば完了。

フローの追加

右上の から、パレットの管理を選択。

パレットの現在のノードタブは、追加済みのノード一覧。
ノードを追加タブは、未追加のノード一覧。

このブログで追加しているフロー

node-red-contrib-alexa-remote2ALEXAと連携
node-red-contrib-alexa-home-skillALEXA用 仮想デバイス
node-red-node-serialportシリアルポートと通信
node-red-contrib-calc基本的な数学的計算
node-red-node-sqliteSQLite DB
node-red-node-twitterTwitterと連携
node-red-contrib-momentの取得
node-red-dashboardダッシュボード作成
node-red-node-pi-gpioRaspberry piのGPIO操作
node-red-contrib-cron-plusスケジューラ

Node-REDのフローのバックアップ

右上の から、書き出しを選択。
バックアップを取るパターンは3つあり、フローを選択したり、タブを選んだりは事前にやっておく。
選択したフロー:フローの周りがオレンジ色になった選択中のフローのみが対象。
現在のタブ:表示されているフロータブが対象。
全てのタブ:Node-RED内全体のフローが対象。

書き出しで、書き出す範囲を選択。

ダウンロードをクリックして、保存先とファイル名を指定して保存しすれば完了。

稀にNode-REDが固まり、復帰したらこれまで作成したフローが消えてしまった。
など、突然消えてしまうことがあるので、バックアップは定期的に取るようにした方が良い。

これで、Raspberry pi初期設定完了

ここでやったこと。

  • Tera term でRaspberry piに接続
  • Raspberry piの固定IPアドレス設定
  • Node-REDの自動起動
  • FFFTPでのファイル転送が可能に
  • Node-REDにノードを追加
  • Node-REDのフローをバックアップ
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