準備:必要なもの
- Raspberry pi 本体
- 電源(5V 1~3A)
- microSDカード
- ケース(必要であれば)
- 設定用のPC(microSDカード Reader)
- WiFi
- Raspberry Pi Imager
Raspberry pi 本体の選び方
- モデル
種類が複数有り、迷うところ。
特に理由が無ければ、サイズ違いのZeroか、3系で選ぶようにすれば良いと思います。
私は以下のように使い分けてHEMS/IoT化を構築しようとしています。
サーバー用:Raspberry pi 3 model B+
センサー計測や制御用等:Raspberry pi Zero WH
4系もあるが、いくつか問題があり、今のところ私の選択肢には入っていない。
問題点:・入手困難 ・価格高騰 ・発熱
現状ではHEMS/Iot化の中では3系で問題無し。
4系を選ぶ場合、発熱対策も含めて購入を検討する必要あり。
3系/Zeroと4系では、電源とケースの互換性は無しとなります。
参考:
3系…Raspberry pi 3 model B+ 4,500円前後
Zero…Raspberry pi Zero WH 2,000円前後
4系…Raspberry pi 4 model B 10,000円前後 - WiFi 有無
Zeroを選ぶとき、WiFi無しのモデルがあるので、WiFi有を選択する。
WiFi無しモデルは、有線LANも無いのでUSBタイプの無線LAN子機を別途購入することになる。 - サイズ
Raspberry pi 3 model B+ 86mm×58mm×19㎜
Raspberry pi Zero WH 65mm×31mm×12mm
Raspberry pi 4 model B 未測定(86mm×58mm×19㎜) - ヘッダーピンの有無
Zeroを選ぶとき、ヘッダーピン無しがあるので、モデル名に注意する。
Raspberry pi Zero W ヘッダーピン無
Raspberry pi Zero WH ヘッダーピン有
ヘッダーピンが無いと後から半田付けする必要がある。
電源
- 電源容量
Raspberry pi 3 model B+ 5V 2.5A以上
Raspberry pi Zero WH 5V 1.2A以上
Raspberry pi 4 model B 5V 3.0A以上 - 電流が足りないと、Raspberry pi の動作が不安定になる。
電源容量が足らなかったり、電源供給が不安定だと負荷がかかるとシャットダウンすることもあるので電源選びは推奨品や動作確認済を選ぶと安心。
microSDカード
・SDカード規格:SDHC規格
・スピードクラス規格:10MB/秒以上 (スピードクラス CLASS10)
・容量:32GB
容量は、8GB以上あればいいのだが、16GBや32GBでも値段は変わらないので、16GBや32GBで良いと思う。OSインストール後のサイズは約3GB。
SDカード、スピードクラス規格などは、以下リンク先 SanDisk のサイトに載っています。
SanDisk:失敗しないSDカードの選び方
転送速度がCLASS10と同等の規格
UHSスピードクラス:U1
ビデオスピードクラス:V10
A1,A2は、アプリケーション・パフォーマンス・クラスで、10MB/秒はA1。
ケース
自作もできるので、必要であれば購入する。500円程度~で売っているのでこだわりが無ければ購入しておく。
設定用のPC(microSDカード Reader)
OSのインストールは、Windows、Mac、Linuxそれぞれに対応した書き込み用のアプリがある。
PCは、Raspberry Pi OSをmicroSDカードへ書き込みするために必要。
microSDカードのReaderも必要。
WiFi
Raspberry Pi Imagerで、microSDカードにRaspberry Pi OSの書き込みをする際にWiFi接続の設定をすることで、Raspberry Pi 起動後、自動でWiFiに接続してくれる。アクセスは、WiFi経由で行う。
HDMI出力があるのでモニターをつけることも可能。
Raspberry Pi Imager
Raspberry Pi OSをmicroSDカードへ書き込むためのアプリ。
公式サイトよりOSに対応したRaspberry Pi Imagerをダウンロードして、インストールする。
公式サイト
簡単な使用方法のyoutubeが公式サイトにある。45秒
WiFiやキーボードの設定などがある。設定方法は下記リンク先を参照して下さい。
microSDカードにOS書き込み 画像 動画
OS書き込み済みのSDカードを初期化する方法 動画 画像
Raspberry Pi Imager に 削除する項目があるが、エラーが出る場合がある。
その場合は、SD Card Formatter などのフォーマットツールでディレクトリをフォーマットすることで、初期化できる。
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