このブログで使用するフローの使い方をまとめておく。②
complete
パレットの共通に配置されている。
動作は、completeのプロパティで指定したフローの完了が、トリガーとなり、
complete以降のフローが動き出す。
completeのプロパティ
1)トリガーにするフローをリストから直接選択
2)ノードを選択…をクリックして、トリガーとするフローを直接選択
の二通りがある。
フローが多くなると、同じ名前があったり、探すのが大変で、間違いが発生する可能性があるので、
2)ノードを選択… からフローを直接選択する方が選びやすい。
トリガーとするフローの選択が終われば、完了で設定終了。
フローの選択は、複数選択もできる。
link in と link out
仮想ワイヤで接続したフローとなる。通常は、ワイヤーが見えなくなり、link フローを選択したとき仮想ワイヤーが破線で表示される。
link 同士は、接続先を指定する必要がある。link プロパティでリストから選択する。
フローを複数作成していくと、ワイヤーとフローが複雑になり、目的のフローを探すのに時間が掛かる事態になる。回避できるように link フローがある。
私の場合は、link フローはタイムラグが出るので、flowオブジェクトを使っている。
link フローは、flowオブジェクトの呼び出し先が分かるように配置して使っている。
calculator
数学的な処理を行うフロー。
追加が必要なフロー:node-red-contrib-calc
値が複数ある場合は、配列にしておく必要がある。
配列の順番が重要で、最初から順に計算される。
Operation:計算する方法をプルダウンリストから選択。
Constant:一定数で計算する場合は、ここへ数値を入れておけば良い。
恐らく一番最後に計算される。
Operation
- Sum:+算。配列内のすべての数値の合計
- Subtract:ー算。配列内のすべての数値の減算
- Multiply:×算。配列内のすべての数値を乗算
- Divide:÷算。配列内のすべての数値の除算
- Sort ascending:昇順で並べ替え
- Sort descending:降順で並べ替え
cronplus
日時を指定してトリガーにするフロー。
追加が必要なフロー:node-red-contrib-cron-plus
- Name:ワークスペースに表示される名前
- Output property:⑦で設定した値が格納される場所
- Timezone:日本であれば、標準で”Asia/Tokyo”。指定する場合入力する。
- Outputs:出力方法の指定。
・1 output: All messages to output 1
出力先は2つ。全ての情報を出力。
・2 outputs: Schedule messages to output 1, command responses to output 2
出力先は2つ。全ての情報が1つ目に出力。2つ目の出力が不明。
・fan out: Separate outputs for static; dynamic and command messages
出力先はSchedulesの数。Schedule毎に出力される。
Schedule の数よりも2つ多く作成されるが、この2つの用途は不明。 - Schedule設定の名前
- Schedule設定のtopic名
- ②に代入する値
- ⑦の日時設定方法 cronは、Raspberry Pi OS のコマンド
- 日時を指定する。
* * * * * * *
0 0 0 1 * * * 毎月1日0時0分0秒に実行
1 2 3 4 5 6 2022 1:秒 2:分 3:時 4:日 5:月 6:曜日(0~7、0と7が日曜) 2022:年
コメント